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コラム

「たいしたことじゃないんだけどね…」

いやもう全然たいしたことじゃないんだけどね、居酒屋とかでウーロン茶たのんだら最低でも300円くらいはする訳やん。ところが普通に「お茶ください」って言ったら、湯のみに入って出て来るお茶ってタダやん。なんかこう損って言うかなんて言うかさあ…
 いやもう全然たいしたことじゃないんだけどね、燃えるゴミと燃えないゴミ、分別するやん。カンとかビンは当然燃えない方に分けるけど、例えば新しいしょう油を開ける時、指を入れる輪っかを引っぱってピッてはずすヤツとか、カセットテープの録音防止の為に折るツメとか、ホッチキスの針とかさあ、ついつい燃える方に捨ててしまう僕ってやっぱり悪いヤツかなあ。

 いやもう全然たいしたことじゃないんだけどね、コンビニでコンドームとか、女の人がナプキン買ったりすると、茶色い紙袋に入れてから半透明にいつものコンビニ袋に入れてくれるやん。あれって、たとえばそういうモノと、同時に買った食べ物とかを直接触れあわすのはどうかなあ、と言う意味と、半透明の袋ゆえに「あ、アイツコンドーム買いよった」とか「あ、あの女アノ日なんや」なんて言うことがバレへんように、直接パッケージが外に見えへんように茶色い袋に入れてくれてる、いわばコンビニ側の愛情な訳やん。ところが茶色い袋に入った時点でなにかしらそういったモノが中に入ってる事をまわりにアピールし始める訳やん。飼い犬に手を噛まれると言うかなんと言うか…

 いやもう全然たいしたことじゃないんだけどね、新しいバスタオルって、水分を吸わへんやん。だから一度洗濯してから使ったりするねんけど、逆に何年も使い込んだバスタオルってものすごく肌にも馴染むし水分も充分吸い取ってくれて頼もしい存在やん。けど、いかんせん生地も薄くなってきたり、ほつれてきたりして、なんかもうおじいちゃんみたいになってくるやん。捨てがたいというか、雑巾に格下げするに忍びないというか…
 いやもう全然たいしたことじゃないんだけどね…




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